22/12/13

Festivalet フェスティバレ2013

バルセロナ海洋博物館で行われたクラフトフェア「フェスティバレ」が終わったと思ったらあっという間に1週間が経ってしました。 毎日誰にも会わない生活から、急に2日間で目の前を1万人くらいの人が通る状況に置かれるとその後立ち直るのに1週間くらいかかるようです。 去年私の作品を購入してくれてまた今年もというお客様が結構いて嬉しかったり、 お店からのお誘いなんかも少しずつ来ていますが、一番人気だったのはなんと私の名刺でした。
とにかく沢山の人にお褒めの言葉を投げられました。(名刺が) 今年は100近いブースが並び、特に私が気に入ったのは乳糖もグルテンも砂糖も使わない料理を提供した「ボンアプロフィッBon Aprofit
制作者彼女自身にその3つの重い不耐性が有りインダストリアルデザインの卒業制作のテーマを食にしたのが始まりで、この日はズッキーニのスパゲッティを頂きました。 ソースではなくて麺自体が生のズッキーニで、ソースはドライトマト。
とても美味しかったし、私も乳糖不耐性が有るので出先で何か食べる物を探すのにいつも苦労するのでとても感動しました。 もう一つは女性3人のジュエリーデザイングループ Amaliavermell
他にも沢山ジュエリーのブースが有りましたが私好みは「アマリアベルメイ」でした。 素敵な物が一杯有ったのに余裕がなくて写真が撮れなかったのが残念。 ブログランキング Blogranking

5/12/13

Tarjeta de visita - 名刺

先週2000枚注文した名刺が送られてきました。 デザインはバルセロナの公共交通機関の回数券の真似っこです。 左が回数券の表と裏で右が名刺の表と裏。 出来上がってみたらかなり緑の色味が違いますが、自分で作ったので誰にも文句言えません。 この名刺を差し上げた誰かが、バスやメトロに乗る時に間違えて機械に入れてしまったりして恨まれるかなあ等と考えながら作りましたが、 出来上がった名刺を早速お財布に数枚入れながら一番惑わされるのは自分だという事に気付きました。 他人の名刺をお財布に入れて持ち歩く事よりも自分の名刺をいつも持ち歩く方が確実に確率は高いと思います。
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27/11/13

Exposició col·lectiva a Andorra - アンドラ公国でグループ展

明日アンドラ公国でアレックスが参加しているグループ展のオープニングが有ります。 テーマは「金」。
オープニングには金色の何かを身につけて、金粉のかかったケーキをシャンパンと一緒にどうぞとの事です。 金に関係ある作品をという事で出品するのは、
銀泊で彩色した作品達。 薄手の銀泊を吹き付けたリキュールグラスは黄色になり、厚手の銀泊を直に貼った香水瓶は金色になります。 ブログランキング Blogranking

25/11/13

Desayuno Imuusk-イムースクで朝ご飯

ずっと作ろうと思っていたイムースクプレートの特大サイズをフェスティバレ(クリスマス前にバルセロナで行われるイベントです)に向けて作りました。
今まで作っていたイムースクップレートは取り皿サイズと小皿サイズの2サイズで、 子供部屋の壁にかかっているのを想像して作り始めたのですが、 9割型大人が自分の為に買われて行かれます。 子供用にと思って作った物が大人に買われて行くのは私にとって、とっても嬉しい事でが、 あるアメリカのお金持ちそうな老婦人は白い犬6枚と黒い犬6枚買われて、一緒に居た白髪の紳士が呆れ顔だったのを覚えています。 私は19歳まで偏食の小食で家族にとても心配されて育ちました。 そんな事も有り動物の形のお皿で小さな子供が喜んで食べてくれたら良いなあと思ってメインディッシュプレートを作りました。 先日イベントに先駆けて先日友人夫婦と4歳児が我が家に来たので試しに4歳児にだけに出してみたのですが、やっぱり親の方が喜んでいたなあ。 ちなみに私は中学生の時に輸入物の手描きのテディベアのマグカップを1ヶ月分のお小遣いをはたいて買い、それで牛乳を飲むのが至福の一時でした。 あとピーターラビットの食器セットがうちにやって来た時も嬉しかったなあ。
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14/11/13

Festivalet フェスティバレ 2013

今年もIMUUSKで参加します。フェスティバレはスペイン国内外から物作りをする人たちが集まるバルセロナのイベントです。 私は2年目の参加ですが、6年前に小さな小さな会場で始まったこのイベントはどんどん大きくなって、今年はバルセロナ海洋博物館で12月14、15日に行われます。 一ヶ月後に向けて毎日家から一歩も出ないで毎日が過ぎて行くので、週に一回は森の中を歩こうっと。
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27/10/13

木箱作り Nuevo packaging

陶磁器を入れる木箱を黙々と言うかトンカントンカンと作っていたのですが、釘がなくなりました。 おそらく我が村モヤでは売っていないのでバルセロナまで買いに行かなければ。 箱を作るのは楽しいのですが色々なサイズを揃えるのが大変で そのうち家が箱だらけになるのではないかと心配事が増えました。
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22/10/13

ミニボトル Perfumero

私は「小さな瓶」と呼びガラス吹きのアレックスは「香水瓶」と呼んでいるこの瓶は手のひらに収まるサイズです。 毎日の注文制作に疲れたある日、「毎日仕事終わりに仕事から頭を切り替える為に売る目的ではない純粋に遊びだけの小さな 瓶を今日から1個ずつ作る事にした。」 とアレックスが宣言しました。 それから毎日色々なテクスチャーと色々な色の組み合わせの小さな瓶が出来上がっていき、2つ3つ出来た頃からお店に来るお客さん達が作業棚を指差し「それはなんですか?」 と聞かれるようになりました。 確か5個6個出来た頃にはあまりにも愛らしいので無断でお店に並べ、作者はあまり良い顔をしませんでしたがすぐに買われていくようになりました。 今では遊びだけのはずだったこの小さな瓶がアレックスのベストセラーの一つで、今年もクリスマスに向けて100個近い注文が一つのお店から入っています。 それまでは限られたほんの少しの色ガラスしか使っていなかったので、いろんな色を使うきっかけとなりました。
ここで作品が見られます。アレックスのホームページ。 Blogranking ブログランキング

13/10/13

Florero - 花瓶

バルセロナからやって来た友人と霧のかかった森を散策して色んな草を摘んできました。 友人は食料確保に大忙し、アーモンドと木イチゴを手に持ちきれなくなるまで収穫。 オンラインショップの写真撮影用に取って来た草を使ったんですが、なかなか思うような写真は撮れません。

7/10/13

アンドラ公国でのガラスのシンポジウム 行ってきました。Jornades Arts del Vidre d´Andorra.

ピレネー山脈にある小さな国アンドラは7つの教区に分かれていてそのうちの1つ ESCALDES-ANGORDANY(アスカルダズ=アングルダ二)が企画したガラスのグループ展にアレックスが招待されて私も同伴者として行ってきました。 2泊3日の3食ホテル付き、足代も出て、スペインとイタリアからガラス関係者が集まったのですが、何もかもが30分遅れな事にスペインに来て17年目にしてまだまだ驚いてしまいます。 町の中でも標高1500メートル位あるので光がとても強くて熱く、空気はとても冷たく、とても寒くてとても暑いと言う経験をしました。

3/10/13

アンドラ公国でのガラスのシンポジウムに参加します。Jornades Arts del Vidre d´Andorra.

明日からアンドラ公国へガラスのシンポジウムでの展示の為に行ってきます。 フランスとスペインの境にあるアンドラまではここモヤから車で2時間くらいで行けそうです。

引っ越しました。Nova casa taller. New studio and home.

去年の冬頃からスペイン村を出て行こうと言う思いと田舎で暮らしたいと言う漠然とした夢を持ち始め アトリエの3つの窯とガラスのバーナーの熱で暑くて作業が出来なくなる夏が来る前にアトリエ兼住居を見つけようと、4月頃から家探しを本格的に始めました。 そして諦めた頃に見つかったのがバルセロナから60キロ離れた Moià と言う人口5千人くらいの村の一軒家です。
(església de Moià モヤの教会)
(我が家へ続く道は古い石畳です) バルセロナが一番暑い7月の中旬から8月のお始めにかけて住居だけではなく何百キロもある機械が有るアトリエの引っ越しはとても大変でした。
(引っ越し一日目は版画のプレス機と窯3台と轆轤をトラックで運びました)
(引っ越し4日目最終日には1階アトリエがぎゅうぎゅう) 引っ越しが終わってもペンキ塗りや電気配線などやっと作業が出来るようになったのは9月に入ってからでした。 8月の初めに契約して契約金も引き落とされた電話とインターネット回線は未だに繋がらず月に1回村にワゴン車でやって来る消費者センターに来週相談に行こうと思っている所です。

27/4/13

フクロウ2

この一週間毎日毎日磁器のヤスリがけをしていました。 単純で退屈な作業の救いは窓の外のフクロウ。 しかもつがいです。 一日中窓の外の方に向かって仕事をしています。 私が外に出ると威嚇して細長くなりました。 小さな窓がアトリエで、そのすぐ右の木にいます。 悪い(?)鳥がやって来てフクロウの周りをばさばさ飛び回って嫌がらせをしたり。 窓の外はナショナルジオグラフェィーの世界です。 Blogranking ブログランキング